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子宮内膜受容能・環境検査

RECEPTIVITY RECEPTIVITY RECEPTIVITY RECEPTIVITY

IMPLANTATION FAILURE

子宮内膜受容能・環境検査

良好な胚を移植しても着床に至らない場合、子宮内膜側に原因が隠れていることがあります。当院では内膜の「受け入れ準備のタイミング」と「環境の状態」を複数の検査で精密に評価し、着床率の最大化を目指します。

CONCEPT

「着床の窓」とは

子宮内膜には胚を受け入れることができる限られた時間帯があり、これを「着床の窓(Window of Implantation:WOI)」と呼びます。この窓は通常、黄体ホルモン開始後5日目(P+5)前後の約24〜48時間とされています。

しかし、約30%の方で着床の窓が標準的なタイミングからずれていることが報告されています。この場合、良好な胚を移植しても子宮内膜の準備が整っていないため、着床に至りません。

着床の窓のずれは自覚症状がなく、通常の超音波検査やホルモン検査では判定できません。遺伝子レベルの解析によって初めて正確に評価することが可能です。

OVERVIEW

検査の全体像

検査名 目的 解析対象 検体
ERA 着床の窓のタイミング判定 248遺伝子の発現パターン 子宮内膜組織
ERPeak 着床の窓のタイミング判定 40遺伝子の発現パターン 子宮内膜組織
EMMA 子宮内膜の細菌叢バランス 細菌のDNA(16S rRNA) 子宮内膜組織
ALICE 慢性子宮内膜炎の検出 病原性細菌のDNA 子宮内膜組織

すべての検査は同一の子宮内膜組織から実施可能です。1回の組織採取で複数の検査を同時に行えるため、身体への負担を最小限に抑えられます。

TEST 01

ERA(子宮内膜受容能検査)

ENDOMETRIAL RECEPTIVITY ANALYSIS

ERA検査は、子宮内膜の248の遺伝子発現パターンをNGS(次世代シーケンサー)で解析し、検体採取時点の内膜が「Receptive(受容期)」か「Non-receptive(非受容期)」かを判定する検査です。

スペインのIgenomix社が開発した世界初の着床の窓を遺伝子レベルで評価する検査であり、20万件以上の実績があります。Non-receptiveと判定された場合は、着床の窓のずれの方向(Pre-receptive:早すぎる / Post-receptive:遅すぎる)と推定されるずれ時間が報告されます。

結果に基づいて胚移植のタイミングを個別に調整する「パーソナライズド胚移植(pET)」を行うことで、着床率の向上が期待されます。

解析遺伝子数
248遺伝子

解析方法
NGS(次世代シーケンサー)

結果判明
約2〜3週間

TEST 02

ERPeak(子宮内膜受容期検査)

ENDOMETRIAL RECEPTIVITY PEAK

ERPeak検査は、CooperGenomics社が開発した着床の窓を評価する検査です。40の遺伝子発現を解析し、内膜の受容能をReceptive / Pre-receptive / Post-receptiveの3段階で判定します。

ERAが248遺伝子を解析するのに対し、ERPeakは40遺伝子に厳選して解析を行います。精度を維持しながら、より効率的かつ迅速に結果が得られるのが特徴です。

当院ではERAとERPeakの両方に対応しており、患者様の状況や過去の検査歴に応じて最適な検査をご提案します。

解析遺伝子数
40遺伝子

解析方法
RT-qPCR法

結果判明
約2週間

COMPARISON

ERA と ERPeak の比較

ERA ERPeak
開発元 Igenomix(スペイン) CooperGenomics(米国)
解析遺伝子数 248遺伝子 40遺伝子
解析方法 NGS RT-qPCR
結果判明 約2〜3週間 約2週間
EMMA/ALICEとの同時検査 可能(EndomeTRIO) 別途実施
世界的な実績 20万件以上 増加中

どちらの検査も着床の窓を遺伝子レベルで評価する信頼性の高い検査です。当院では患者様の状況に応じて最適な検査をご提案いたします。

TEST 03

EMMA(子宮内膜マイクロバイオーム検査)

ENDOMETRIAL MICROBIOME METAGENOMIC ANALYSIS

EMMA検査は、子宮内膜に存在する細菌叢(マイクロバイオーム)の構成をメタゲノム解析により網羅的に調べる検査です。子宮内は従来「無菌」と考えられていましたが、近年の研究で独自の細菌叢が存在し、着床に影響を及ぼすことが明らかになりました。

ラクトバチルス属(乳酸菌)が90%以上を占める内膜は着床に有利とされ、逆にラクトバチルスの割合が低く病原性細菌が増殖している状態では、着床率が低下します。EMMA検査で細菌叢のバランスを評価し、異常があればプロバイオティクスや抗菌薬による改善を図ります。

着床に有利な状態
ラクトバチルス優位(90%以上)

着床に不利な状態
病原性細菌の増殖・ラクトバチルス低下

TEST 04

ALICE(慢性子宮内膜炎検査)

ANALYSIS OF INFECTIOUS CHRONIC ENDOMETRITIS

ALICE検査は、慢性子宮内膜炎の原因となる病原性細菌を分子生物学的手法で検出する検査です。慢性子宮内膜炎は反復着床不全や不育症の隠れた原因として近年注目されています。

従来の組織診(CD138染色)では炎症の有無を判定しますが、ALICE検査では原因菌を特定できるため、より的確な抗菌薬選択が可能です。エンテロコッカス、ストレプトコッカス、ウレアプラズマなどの病原菌を高感度で検出します。

慢性子宮内膜炎は適切な抗菌薬治療により改善が期待でき、治療後の着床率が有意に向上するとの報告があります。

検出対象
10種類以上の病原性細菌

従来法との違い
原因菌の特定が可能

治療
原因菌に応じた抗菌薬

PACKAGE

EndomeTRIO(3検査セット)

EndomeTRIOは、ERA・EMMA・ALICEの3検査を1回の子宮内膜組織採取で同時に実施するパッケージ検査です。着床の窓のタイミング、子宮内膜の細菌叢バランス、慢性子宮内膜炎の有無を一度に評価でき、着床不全の原因を包括的に精査します。

個別に検査を受けるよりも組織採取が1回で済むため、身体的負担と通院回数を最小限に抑えられます。反復着床不全の方には特に推奨される検査パッケージです。

ERA — 着床の窓

EMMA — 細菌叢

ALICE — 内膜炎

FLOW

検査の流れ

01
STEP 01
子宮内膜の準備

移植周期と同じホルモン補充プロトコル(エストロゲン+プロゲステロン)で子宮内膜を準備します。実際の移植周期を模擬することで、正確な検査結果を得ることができます。

02
STEP 02
子宮内膜組織の採取

黄体ホルモン開始後5日目(P+5)に、細い吸引カテーテルで子宮内膜の一部を採取します。所要時間は数分で、軽度の痛みを感じる場合がありますが、麻酔は通常不要です。

03
STEP 03
検体の解析

採取した組織を専門の解析機関に送付し、遺伝子発現解析(ERA/ERPeak)や細菌DNA解析(EMMA/ALICE)を実施します。結果判明まで約2〜3週間です。

04
STEP 04
結果説明・治療方針の決定

結果に基づき、移植タイミングの調整(ERAの場合)、プロバイオティクスの投与(EMMAの場合)、抗菌薬治療(ALICEの場合)など、個別の治療方針を決定します。すべての問題を解決したうえで、次の移植に進みます。

FOR YOU

このような方に検査をおすすめします

良好胚を2回以上移植しても着床に至らない方

化学流産を繰り返す方

子宮内膜の状態に問題がないか詳しく調べたい方

慢性子宮内膜炎を疑う症状(不正出血・おりものの異常)がある方

他院で着床不全の原因が特定できなかった方

次の移植の成功率を最大限に高めたい方

COST

費用の目安

これらの検査は先進医療または自費診療となります。

ERA検査
約10〜13万円

ERPeak検査
約8〜10万円

EMMA + ALICE
約6〜8万円

EndomeTRIO
約15〜18万円

※ 先進医療の認定を受けている検査項目については、保険診療との併用が可能です。費用は検査機関や検査の組み合わせにより変動します。詳しくは診察時にご説明いたします。

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